校長挨拶

ごあいさつ 

R06.04.08 始業式

 本日、私たちは新しい学年の始まりを迎え、また新たな一歩を踏み出します。この瞬間は、私たちにとって非常に大切なものであり、共に学び、成長する素晴らしい旅の始まりです。
 新しい学年の生徒の皆さんにお祝いの言葉を送りたいと思います。皆さんはこの学校の一員として、知識を得るだけでなく、自己成長し、自らの夢や目標を追求する機会を得ることができます。この学年が、皆さんにとって充実したものとなり、将来に向けての準備をする大切な時間となることを願っています。
 生徒の皆さんに1つのメッセージを送りたいと思います。この学校での経験は、あなた方の人生において非常に重 要なものとなります。だからこそ、全力で取り組んでください。自分自身を信じ、様々な課題に立ち向かう勇気を持ってください。

 

R06.04.08 ハンドボール部選抜出場報告会

 ハンドボール部の皆さん、全国選抜大会での準優勝おめでとうございます。私も準々決勝北陸高校戦を中継で観戦させていただき、皆さんの溌剌としたプレーに、新しい学校でも、また頑張ろうという思いを強く持つことができました。ありがとうございました。
 私が常々思っていることです。部活動でも勉強でも、結果を追い求めることは大切なことだと思いますが、結果だけを追い求めるのは、少し違うような気がします。私は結果だけではなく、過程、その結果に至ったプロセスを大切にすることがより大切だと思っています。
 なぜなら、よい結果が得られなかった時だけでなく、満足のいく結果を得られた時でも、その結果に至った過程を振り返ることによって、よかった点、改善すべき点が浮き彫りとなり、次に生かすことができるからです。常勝軍団といわれるチームは、常に過程を振り返り、よい点は、より一層磨きをかけるとともに、どんな小さな課題も見逃さず、真摯に受け止め、 改善の努力を惜しまないと聞いております。
 私が述べたようなことは、ハンドボール部の皆さんには、もう当たり前のことかもしれませんが、校長という役柄のため、あえて述べさせていただきました。

 

R06.04.09 入学式式辞

 皆さんは、今日から藤代紫水高等学校での生活が始まります。
 本校は、「知性を磨き、心を豊かにし、じょうぶな身体をつくろう」の校訓のもと、バランスのとれた人間を育成するという、創立以来の理念が受け継がれ、様々な分野において実績をあげてまいりました。
 本校における高校生活三年間は、心もからだも大きく成長し、社会生活を営む上で必要な資質と能力を養う大切な時期であります。
 日々の生活の中で、生涯をかけるに値する大きな「夢」を見つけ出し、その「夢」を実現させるため、1日1日の高校生活を、また、1時間1時間の授業を大切にしてください。
 そこで、皆さんには、2つのことを心がけて欲しいと思います。
 1つ目は、基礎・基本となる知識や技能をしっかりと身に付けて欲しいということです。基礎基本を身に付けることによって、物事の原理や本質がわかり、多くのことがらに応用することができます。謙虚に学ぶ姿勢を大切にしてください。
 2つ目は、何事にも問題意識を持って、積極的に行動することです。目標を高く掲げ、自らできることは何か、どうすればできるかを考え、行動してください。
 本校での様々な活動を通して、自己を確立し、大人への第一歩を踏み出して欲しいと考えます。

 

令和6年4月に、藤代紫水高校校長に着任いたしました小島幸夫(こじまゆきお)です。

どうぞよろしくお願いいたします。